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人材が定着しない
採用がうまくいかない
社員のモチベがいまいち上がっていないような…
このような課題に直面していませんか?
人材の確保・定着は、企業の成長を支える大きなテーマです。
近年では、給与や待遇だけでなく、「福利厚生」や「将来の安心感」が、働く人の企業選びに大きく影響しています。
実はそのカギになるのが、社員のモチベーションを“制度”で底上げすることです。中でも注目を集めているのが、「企業型DC(企業型確定拠出年金)」という仕組みです。
単なる年金制度と捉えがちですが、実はこの制度、
✅ 社員のモチベーション向上
✅ 採用力の強化
✅ 優秀な人材の定着
✅ 税制上のメリット
といった、多くの企業課題にアプローチできる仕組みでもあります。
本記事では、企業型DCの基本から導入メリット、どのような企業にフィットするかまでをわかりやすく解説します。
「社員に長く、前向きに働いてもらいたい」
「企業価値を高めながら、人材戦略を強化したい」
そんな思いをお持ちの方に、ぜひご覧いただきたい内容です。
社会保険労務士 志賀佑一
社会保険労務士志賀佑一事務所代表。
経営者、従業員、会社がともに3WINの組織づくりをモットーに、人材が定着する会社づくりのサポートに尽力。
社会保険労務士として独立後は人事労務支援に加え、各種研修や制度導入などを通じてリテンション(人材流出防止)マネジメント支援にも注力している。
「人材が定着しない」「採用がうまくいかない」「社員のやる気が感じられない」
こうした課題は、多くの企業で共通の悩みです。
その解決策のひとつが、企業型確定拠出年金(企業型DC)制度の導入。
実はこの制度、単なる年金制度ではなく、社員のモチベーション向上・採用力強化・定着率アップ・節税といった複数の効果が期待できる「戦略的福利厚生」の一つなんです。
でも、
「制度の導入って難しそう…」
「実際どんなふうに活用すれば効果が出るのか知りたい…」
そんな方のために、「企業型確定拠出年金制度をフル活用するための9つのポイント」をまとめた無料ガイドをご用意しました。
このガイドでは、制度の基本から、実務で押さえるべきポイント、導入時にありがちな失敗例まで、実践的な内容をコンパクトにまとめています。
制度を本当に“使いこなす”ためのヒントを、ぜひ受け取ってください!
企業型DCとはいわゆる会社の年金制度の一つです。確定拠出年金(Defined Contribution)の頭文字をとってDCと表記します。
そもそも日本の年金制度は大きく2つに分けることができます。
日本の公的年金制度はよく2階建て!と言われるけど、企業型DCはその上の3階建て部分に当たる制度になります。
今回解説する企業型DCとは企業が任意に実施できる私的年金制度になります。
企業型DCでは勤務先の会社が毎月の掛金を従業員の年金口座に拠出(積み立て)して、従業員自らが金融商品を選定して運用していき、積み立てした資産を60歳以降に一時金形式か年金形式で受け取ることができる制度です。
つまり、掛金を会社に出してもらって将来のじぶん年金を作っていくことができる制度です。
企業型DCでは資産運用を加入者自身で行います。掛金の額も商品選定も会社でなく自分で行います。
つまり、従来の退職金制度のように外部機関が積立金の運用を行うのではなく、将来の自分のお金のことは自分で考えて積み立ていく必要があることから、否が応でも自分事と捉えて、資産運用状況をより意識していくことになるでしょう。
企業型DCはじぶん年金を「見える化」して「成長させる」ことができる制度です。
自身が将来受け取る退職金や年金などの資産形成を「見える化」することで、将来的な年金に対する老後不安が解消され、現在の収入によるライフプランの目処がたちやすくなります。
お金の不安から解放され豊かな人生を歩んでいくためには資産の見える化・意識化というのはとても大事なことです。
福利厚生の充実は既存社員のモチベーション向上にもつながり、人材の定着率の向上や生産性の向上も期待でき、会社の成長へとつながります。
求職者が就職活動を行う上で、最も知りたい情報の上位に「福利厚生制度」があります。
福利厚生制度は会社から従業員へのメッセージです。従業員を大切に思い、この会社で長く働きたいと思えるような福利厚生制度は求職者にとってとても魅力的に感じられると思います。
つまり採用時に、企業型確定拠出年金の準備があることで求職者に長期的なキャリア形成が可能という面でアピールができ採用力のアップも期待できます。
企業型DCには「積立」「運用」「受取」と各期間で税制上様々な優遇措置があります。
掛金が全額非課税になるため、掛金部分は給与とならず所得税や住民税、社会保険料が軽減されます。
運用益が非課税になります。通常、一般の投資信託等の金融商品を売却した時には約20%の税金がかかりますが、確定拠出年金の場合にはこの運用益に課税がされません。通常税金として負担すべき分もそのまま次の運用に回せるのでより効果的な運用を実現できます。
各種控除で税を軽減することができます。受取方法は「一時金」と「年金」から選択でき、受取方法に応じて異なる税控除があるため、加入者ごとのライフプランに応じて選択できます。
一時金として受け取る場合は退職所得控除の対象となり、年金で受け取る場合は雑所得控除の扱いで公的年金控除を受けることができます。
企業型DCは以下のような会社におすすめの制度です。
企業型DCは社員のモチベーションを上げて尚且つ、退職金・年金のための効率的な資産形成ができる点でとても優秀な制度です。
以上、今回は社員のモチベが上がる企業型DCの概要、メリットを解説しました。
最後に企業型DCについてもう一度振り返ります!
企業型DCを活用して、いい人材の維持・確保のために福利厚生を充実させて社員のモチベが上がるような仕組みづくりが大切です。
いかがでしょうか?
うちの会社も企業型DCを導入して福利厚生を充実して社員のモチベを上げたい!効率的な資産形成をしたい!とお考えであればぜひお気軽にご相談ください!
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